酵素の真実Q&A(酵素ドリンクの効果と熱処理について)
酵素の真実-大高酵素からの回答・参考資料(2014/2/17)
大高酵素に対して「酵素はタンパク質の一種なので、胃の中でアミノ酸に分解されてしまうため、食物酵素を摂っても体内の酵素を補充することは出来ないのではないか。」「酵素は熱に弱いので、法令に従って65度以上で加熱する時点で、死滅してしまうのではないか。」という質問をしたところ、質問への回答に参考資料として以下のような内容が追記されておりました。
長文なので、各社の回答と分けて掲載します。
酵素について
まず一つ、「酵素は摂取することで、身体のなかに吸収され、身体の酵素として役立つ」とお考えでしょうか。
しかし、そうだとしましたらそれは大きな誤りです。
「食材のもっている酵素」は、ほとんどが胃酸で壊れてしまいます。
また、「酵素」という物質それ自体は、アミノ酸が何百と集まってできている大きなタンパク質であるために、腸管からは決して吸収されません(腸管吸収できるのはアミノ酸が1個から3個までです)。
仮に、吸収されてしまいますと、異種タンパクとして免疫細胞に攻撃され、アレルゲンになってしまいます。
つまり、「食材の酵素」は、体内吸収されることはありません。
体内酵素は、自分自身の身体の中でつくりださなければならないもので、外部から補われるものではないからです。
では、「食材の酵素(生野菜や発酵食のなかにあるもの)」や「腸内微生物のもっている酵素」は、不必要なのでしょうか。
決してそうではありません。
それらの「酵素の働き」がなかったら、食生活は成り立たないと言っても決して過言ではありません。
身体は、「食材の酵素の働き」の全てを自力でまかない切れませんので、栄養吸収において大きな欠損が起きてしまうのです。
つまり、「食材の酵素の働き」や「腸内細菌のもつ酵素の働き」があるからこそ、食べものから必要な栄養成分を取りだしたり作りだしたりして、はじめて消化・吸収できるのです。
胃・小腸・大腸というシステムも健全な営みができるのも、「酵素の働き」を取り入れた食生活に起因していると言っても大方間違いではないと思われます。
ここで、問題を整理いたします。
①酵素という特殊なタンパク質でできている物質は
→ ②酵素活性反応の結果(有機化学反応、つまり、酵素の働きのこと)を経て
→ ③食材の栄養成分の合成や分解を行い
→ ④体内吸収できる物質をつくりだす」というサイクルが生まれることで、はじめて「酵素」本来の目的を果たすことができます。
つまり、②と③と④が一番重要視しなければならない事実なのです。
特に、④がなければ、「酵素」の本当の恩恵は、何もないに等しいと言えるでしょう。
ところが、世間一般では、何でも「酵素、酵素」と騒ぎ過ぎて、①の「物質としての酵素を摂取すること」のみに関心が行き過ぎてしまい、肝心な②と③と④のことはどこかにいってしまっています。
この辺の偏見と誤解が、酵素の間違った常識をつくってしまっています。
たとえ①だけを集めたとしましても、食材に酵素を反応させて働かせなければ何も起きませんし、何の役にも立ちません。
つまり、「酵素があるなし」ではなく、「酵素反応があったか否か」が、人体に重要な意味をもってくるということです。
また、①までは分子構造がとても大きな高分子の世界ですが、②を経ますと、低分子の世界へと移行します。
タンパク質は高分子なので、熱に弱く、熱変性を起こしてしまいます。
そのために肉が煮えたり焼かれたりする訳です。
しかし、低分子の世界は、比較的熱に対しては弱くはありません。
熱安定を示す世界ですので、②と③の酵素の働きでできた④は、沸騰する前の温度帯ではほとんど壊れるものはありません。
アミノ酸もオリゴ糖も有機酸なども、低分子なだけに熱には強い性質を示します。
従いまして、大高酵素製品の性質としましては、お茶を入れる温度などでは、壊れるものはない世界ですので、安心してご利用ください。
なぜなら、各種の膨大な酵素群の働きを利用してつくられた低分子の成分が集められてできている製品だからです。
なお、人体の体内酵素は、43℃以上にもなると失活してしまいますが、野菜の酵素などは70℃でも壊れないものがありますし、200℃の温水のなかで生きている微生物がもっている酵素は、200℃でも熱変性を起こさないことを証明しています。
つまり、酵素と一口に言っても、壊れる壊れないはそれぞれの条件によって変わりますので、簡単に「42℃で壊れてしまう」と解釈してしまうことは、正しい認識とは言えず、一種の偏見に過ぎません。
身体内部の体内酵素は42℃を境に壊れるかどうかが問題になりますが、まな板の上の野菜や生食の細胞のなかの酵素や、発酵食品のなかの酵素は、その温度帯では壊れるものはほとんどありません。
まして、65℃という見解も、一部分を捕まえて、それを全体に当てはめようしているだけです。
これから「酵素」を摂り入れた食生活を真剣に考えていらっしゃるなら、そのような一部の断片的な知識によって、正しい全体像をゆがませてしまうことのないようにされた方が懸命かと思われます。
象のしっぽを捕まえて、象はとても細い生き物だと解釈してしまうのと、同じことになってしまいます。
通称「酵素飲料」と呼ばれている大高酵素飲料は、製造過程で膨大な植物酵素と発酵微生物の酵素を利用し、文字通り「酵素反応の結果を蓄積させた液体」に他なりません。
結果としては、腸管からすぐに吸収できるほどに低分子化されている成分がほとんどであり、それらの物質成分は、体内酵素がすぐに利用できる形に仕上がっているものがほとんどと言えます。
「体内酵素に引き継がれる成分」でもあるわけですから、正に外と内の酵素反応の働きをつなげる製品なのです。その一連の流れとメカニズムこそに、酵素飲料と呼ばれる所以がある訳です。
だからこそ、その大高酵素製品は酵素=エンザイムそのものである必要は皆無なのです。
また、お客様にお伝えしたいことは、食物の酵素や発酵微生物の酵素や腸内細菌の酵素の力を借りなければ、その分の付けは全てが体内酵素に回されるという事実、そしてその負担は多大なものであるという事実です。
そういう意味でも、大高酵素飲料は世の中に必要な製品だと自負しております。
大高酵素製品は、自然界の膨大な酵素反応を利用して造られた製品なので、身体の外側にある酵素を最大限利用したことと同じことになるのです。
製品の概要
それでは、最後に大高酵素製品についての食養学的な概要をお伝えいたします。
大高酵素飲料は、自然治癒力を高めていくお手伝いができる製品です。動物性の「脂肪・タンパク質」類はいっさい含まず、エネルギー源と、新陳代謝を促す側の「生理活性物質」の方を多く含んでいる製品です。植物由来エキスと発酵由来エキスが集約されているので、自然界の複雑系にある超微量成分類も、本来のバランスのまま豊かに存在しています。その中には、免疫力をアップする発酵微生物の菌体細胞壁溶解によるβーグルカンなども含まれており、また、抗酸化機能性物質なども含まれており(2種類はすでに検出特定済み)、それらが渾然一体となっているという特徴をもっています。
大高酵素飲料の飲用は、つまるところ基本的に「特殊な食事療法」に相当するものといえます。エネルギー源を効率良く吸収させ、腸粘膜を保護・修復して、腸内微生物の良性バランスを回復させ、腸管免疫機能を刺激することで、栄養状態・免疫状態を改善し、同時に新陳代謝の邪魔になる汚染物質・疲労物質などの排泄を促していくことができます。体内汚染物質は皮下脂肪のなかに蓄積されていきますので、全体的に新陳代謝を活発にすることで、皮下脂肪分解とともに排泄されていくことは十分考えられます。 血液などの体内の浄化が進むと効率の良い身体となり、健康状態を良好に保ちながらも、ダイエットなども可能にしてくれるかも知れません。
以上が参考資料となります。
酵素に関する資料(健康の輪21号と22号)がありますので、ご希望であれば郵送させていただきます。
郵便番号・住所・指名を明記の上、当社の愛用者センターの方に、電話かメールにてお申込みください。
また何かありましたらお問い合わせください。
ありがとうございました。
●大高酵素株式会社 愛用者センター
URL:http://www.ohtakakohso.co.jp
E-Mail:center@ohtakakohso.co.jp
フリーダイヤル・・・0120-31-7311
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