酵素ダイエット成功の秘訣｜体重を測る前にまず○○をチェック

体温と身体機能の怖～い関係

人間の体内で酵素が活発に働くのに適した温度は37.2℃です。「内臓温度」が１度低下すると基礎代謝は約12～15％、免疫力は約30％も低下するそうです。せっかく酵素ドリンクでファスティングを頑張っても、冷え切ってしまった体では、なかなか思ったような痩身効果が出なくても当然ですね。

「酵素を摂っても全然効果が出ない！！」という人は、体重を測る前にまず体温をチェックしてみてください。
体温と身体機能の関係はこんな感じです。

36.5℃・・・健康体。免疫力が100％

36.0℃・・・やや冷えている。免疫力は80％程度

35.5℃・・・排泄障害、アレルギー出現。免疫力は70%程度

35.0℃・・・がん細胞が活性化する。免疫力は50%に低下

34.0℃・・・溺れた人が蘇生できるか五分五分の状態

33.0℃・・・凍死寸前、幻覚が現れる。

30.0℃・・・意識不明

29.0℃・・・瞳孔拡大

27.0℃・・・死亡（死体の体温）

今の体温が35℃ちょっとしかなくてがっかりした方、大丈夫です。
逆に考えると、内臓温度を１℃あげれば、基礎代謝が約12～15％、免疫力は約30％も向上するわけです！

今日から早速少しでも体温を上げるように頑張っていきましょう！

体温を１度上げるための方法

自分が「冷えている」ことを自覚する。

体温を上げるには、先に見てきた「冷える原因」を止めれば言い訳ですが、現代社会で夏場に全くクーラー無しで過ごしたり、冷えた飲み物を飲まずお肉も食べない、明日から毎日歩いて通勤する！なんてことはほとんど不可能ですよね。ダイエットと同じで「xxxせねば」と頑張りすぎると、返ってストレスになって長続きしないどころか、気を緩めると我慢してきた反動で一気にリバウンド（逆戻り）するのがオチです。

いきなり頑張りすぎないで、「私って冷えていたんだ」と、まず、気づくことが大事です。

そして、何が体を冷やすのかその原因も知っておいてください。そうすると「今、体を冷やしちゃっているな」と意識できるので、その上で、今までよりも少し体を温める次のような対策を出来る範囲でやってみてください。

入浴

お風呂に入るときは忙しくてもシャワーだけにせず湯船に浸かるようにします。10分程度浸かると体温が１度上がるそうですが、それが無理なら３分でも５分でも湯船に浸かるようにします。
少し時間に余裕があるときには、半身浴がさらにオススメです。半身浴とは、肩まで浸からみぞおちから下だけをお湯につけて入浴する方法です。湯船の湯量を少し少なめにするか、湯船の中に小さいイスや洗面器を逆さまにして置いてそこに腰掛けるようにします。半身浴は心臓や肺への負担が軽く、下半身を集中的に温めることで腎臓を含む下肢の血流を良くして排尿を促すことで下半身のむくみを解消し、体全体を温める効果があるそうです。頑張って30分以上半身浴をすると汗だくになります。

あまり長くお湯につかるのは苦手という人には、入浴剤の利用も効果的です。
特に、市販のものではない自然の植物をお湯に入れて、自家製の薬湯にしてみるのも楽しいですよ。
体を温める効果がある薬湯には、こんなものがあります。

運動

安静時の部位別産熱量は骨格筋で約22％となっていますが、体を動かすと筋肉からの産熱量の割合は一気に高まり、筋肉質の人であればなんと80％近くまで上昇するそうです。体温を上げて冷えを改善するには、やはり筋肉運動が一番手っ取り早い方法です。ただし、健康のためを第一目的とした場合は、ジョギングやスポーツジムでの筋肉トレーニングよりもウォーキング程度の軽い運動の方が、健康効果が高いと言われています。大体、１日に１万歩以上歩くと動脈硬化を予防するHDLコレステロールが増加するそうですが、この１日１万歩という歩数は30代の目安で、年齢によって変わります。（10歳年ごとに1000歩ずつ減り、70歳代では大体6000千歩が1日の最低目標歩数だそうです。）
ウォーキングは体に良いと分かっていても、なかなか歩く時間が取れなかったり、季節や天気によって歩くことができないような場合には、部屋の中でできる簡単な運動がおススメです。

お辞儀体操

体操というほどでもないくらい簡単で、気をつけの姿勢から90度お辞儀をするように体を曲げます。これを20回するだけで、下腹部の「うっ血」が解消されて直ぐに体が暖かくなる即効性があります。

スクワット運動

体育の授業でやったと思いますが、肩幅よりやや広く両足を開いて立ち、両手は頭の後ろで組んで背筋を伸ばした状態で息を吸いながらしゃがみ込み、履きながら立ち上がります。
これを5～10回１セットとして、しばらく（数十秒）休みを挟みながら全部で3セットくらいします。

レッグレイズ（かかと上げ下げ）運動

こちらはもっと簡単で、足を少し開いて直立し、その場でかかとを上げ下げするだけです。１セットを5～10回として１日に5～10セットします。上げ下げのスピードは最初ゆっくりから初めて、慣れれば自分のペースでスピードアップしていきます。スクワット運動と交互にやるとさらに効果は倍増です。

足指じゃんけん

足の指でグー・チョキ・パーの形ができますか？これが結構難しいのです。赤ちゃんは自在に足の指を使うのに、大人になると本当に体が固くなりますね。最初はうまく形ができなくてもめげずに続けていると、そのうち、それなりの形ができるようになります。知らず知らず下腹に力が入るので、意外と腹筋にも良いかも。これは自律神経を強化する効果があるそうです。

温めグッズ

何がなくても腹巻！

最近は「ウェストウォーマー」と言って色んなデザインの「腹巻」が売られていますよね。中でもシルク素材のものは保湿性、吸湿性に優れていて、夏は涼しく、冬は暖かです。シルク繊維は軽くゴワゴワしないので洋服にもひびかずとても着やすいですよ。
シルクのびのびパンツ
おヘソの上の部分と背中にカイロを貼ると完璧です。

マフラー、手袋、レッグウォーマー

昔から、冬の防寒グッズとしてマフラーと手袋は必須アイテムですよね。首、手首、足首は血管が皮膚の直ぐ下を通っているので、この3箇所を温めると体温の低下を効果的に防ぐことが出来ます。レッグウォーマーはあまり足首を締め付けないものがオススメで、真夏の冷房による冷え対策にも効果的です。

体を温める食事

冷えの原因6で体を冷やす食べ物と体を温める食べ物の例を上げています。
冷やす性質もの食べ物はなるべく避けて、温める性質のものを多く取るようにすると良いのですが、正直、かなり面倒です。

アイスクリームもコーヒーもビールもダメなんてちょっと耐えられないですよね。

なので、食べ物には体を冷やすものもある（現代食は大半がそうです）ということを頭の隅に置いておいて、後は、これだけ意識して摂るようにしましょう。
それは、「生姜（しょうが）」です。
生姜には、血行促進、利尿、消炎、健胃、血圧安定、抗菌・抗原虫作用、鎮痛作用等、色々な効能があって、漢方薬の7割には生姜が使用されていると言われているくらいの万能薬です。体を温める効果も抜群ですので、日々の食事でなるべく生姜を摂るようにするだけで、体温を上げることができます。
すりおろした生姜を紅茶に入れたり、お味噌汁に入れたりするだけで直ぐに体がポカポカと温まるのが分かります。生姜をすりおろすのが面倒な場合もチューブ入のものが市販されているので、それを使ってもＯＫです。

【参考】
「体を温める」と病気は必ず治る　石原 結實著
「冷えた女は、ブスになる。」　山口勝利著

酵素ダイエット関連記事

ファスティングドリンクおすすめは？
最近では発酵系のドリンクを用いたファスティングが主流ですが、「やり方」を間違えると逆効果に。知っておきたい断食のイロハを紹介します。
断食道場直伝３日間ファスティング（完全レポ）
管理人夾吉が酵素ドリンクを飲みだして1年目の節目に3日間ファスティングに再度チャレンジ！準備期間～回復期間完了までの７日間を完全レポート！
体験レポ・サイズＤプレミアムドリンク（1日ファスティング編）
国内特許のクラスター浸透水「XYZ　sizedown」と「サイズＤプレミアムドリンク」にて夾吉が1日ファスティングを体験！魔法の呼吸の成果は？
48時間で3kg痩せてリバウンドしないって、嘘／本当？
酵素ドリンクによるダイエット効果を徹底解剖。たった48時間で3kg痩せる理由と、プチ断食後に体重が元に戻ってしまう理由について詳しく解説しています。